【実録】「退職金で屋根修理」の落とし穴。400万円の見積もりに震えた主婦の決断

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こんにちは。修繕保証プラスの淡河です。
5,000件以上の住宅に関するお金の相談を受けてきた私たちが最も危惧しているのは、「メーカー保証を失う恐怖」から、相場より数百万円も高い修繕費を言いなりに払ってしまうケースです。

戸建ての維持には、確かに「保証」は重要です。しかし、その保証を継続するためのコストが、将来の生活を圧迫しては本末転倒です。大切なのは、メーカーの言いなりになることではなく、現役時代から「メーカー保証に頼らなくても家を守れる資金計画」を持っておくことです。

今回から、実録シリーズとして、実際にリフォーム費用についてご相談いただいた内容をご紹介していこうと思います。
どんなものでも老朽化はするものです。ぜひ、ご自宅のリフォームについて考えるきっかけになさってください。

ハウスメーカーからの「400万円」という宣告

「退職金で屋根修理」の落とし穴。400万円の見積もりに震えた主婦の決断
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「今のうちに直しておかないと、後でもっと大変なことになるわよね……」
埼玉県にお住まいのA子さん(60代)は、自宅の屋根を見上げながらため息をついていました。築15年。近所の家々が次々と屋根の塗り替えを済ませる中、色あせが目立ってきた我が家。さらに、雨どいの一部が破損しているのを見つけ、ついにリフォームを決意しました。
しかし、ここからA子さんを悩ませる「お金の迷宮」が始まったのです。A子さんの自宅は大手ハウスメーカーで建てた注文住宅です。「家を守るためには建てた会社に頼むのが一番」と考え、見積もりを依頼しました。

提示された金額は、なんと400万円
「屋根の修理だけで、こんなに……?」
折しも、ご主人は定年退職を迎えて再雇用になったばかり。現役時代より収入が減り、返済負担への不安がよぎります。退職金で支払えない額ではありませんが、老後資金を一度に400万円も切り崩して良いものか。A子さんは夜も眠れないほど悩みました。

「他社でやると保証が切れます」という呪縛

意を決してハウスメーカーの担当者に「他社にも相談してみようかしら」と漏らすと、返ってきたのは厳しい言葉でした。
「他社でリフォームをされると、構造体の保証が無効になります。おすすめはできませんね」
この言葉が、A子さんの足を止めました。「家が守れなくなる」という恐怖。しかし、400万円はあまりに高い。この葛藤の中で、A子さんは私たちに相談を寄せてくれたのです。

驚愕の結果:他社見積もりは「4分の1」だった

私たちはA子さんに、まずは「保証が切れるデメリット」を冷静に整理した上で、あえて他社への相見積もりを提案しました。
すると、驚くべき結果が出たのです。

A社(地元の工務店):98万円
B社(リフォーム専門):120万円
C社(大手リフォーム):180万円

ハウスメーカーの400万円に対し、最も安い会社はなんと1/4以下の価格。もちろん、完全に同じ内容ではありません。しかし、今回は「必要最小限かつ確実な修繕」に絞って比較したことで、適正な相場が見えてきました。
A子さんは悩み抜いた末、120万円のB社を選びました。「ハウスメーカーの保証がなくなるリスク」と「今、手元に280万円の現金を残せるメリット」を天秤にかけ、後者を選んだのです。
ローンを組む必要もなくなり、A子さんはホッと胸をなでおろしました。……しかし、物語はここで終わりではありません。

10年後の自分を救えるのは、今の「計画」だけ

「安く済んで本当に良かった」と喜ぶA子さんに、私たちは一枚のシミュレーション表を見せました。
それは、今後30年間の長期修繕計画書です。
屋根を直して終わりではありません。外壁、水回り、シロアリ対策……。今後予想される修繕費を積み上げると、その額は500万円を超えていました。
「えっ、そんなにかかるの……?」
A子さんは言葉を失いました。今回、屋根修理を120万円に抑えられたのは幸運でした。しかし、10年後、ご主人が71歳になった時に再び200万円の修繕が必要になったら? その時、退職金は残っているでしょうか。さらに安く受けてくれる業者が現れる保証もありません。

戸建てオーナーこそ「攻めの修繕計画」を

今回の事例から学べる教訓は2つです。

  • 「ハウスメーカーの保証」の価値を冷静に見極めること。
    言いなりになるのではなく、価格差に見合う価値があるかを判断する必要があります。
  • 「退職金」を修繕の頼みの綱にしないこと。
    現役時代から長期修繕計画を立て、資金を準備しておくことが、老後の安心に直結します。

「もっと早くから準備していれば……」と後悔する前に、まずはご自宅の「将来にかかるお金」を可視化しましょう。
「修繕保証プラス」なら、低金利時代でも効率的に、そして確実に、あなたのマイホームと老後資金を守ることができます。

リフォーム資金は「一つの方法」に頼らず、複数の手段を組み合わせるのが鉄則です。

5,000件以上の相談を受けてきた専門家として断言します。修繕費の備えで最も危険なのは、退職金や一つの金融商品だけにすべてを委ねることです。

今回のA子さんのように、突然の「400万円」という高額見積もりにパニックにならないためには、効率的な「修繕保証プラス」を資金計画の土台(ベース)に据えつつ、NISAや現金を組み合わせる「ハイブリッド戦略」を持つことが、老後まで安心を守る備えとなります。

あなたの家専用の「ハイブリッド計画」を立てましょう

家を維持するお金の問題は、一つの正解があるわけではありません。

大切なのは、「自分の家にはいつ、いくら必要なのか」を可視化し、それに対してどのツールを何割組み合わせるかを判断することです。

「修繕保証プラスを1口入れた場合、残りはどう貯めるのがベスト?」 そんな具体的なシミュレーションを、私たちと一緒に作ってみませんか?

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